映画 『ミスター・ランズベルギス』 at 第七藝術劇場 監督: セルゲイ・ロズニツァ
今日は、上記タイトルの映画を観てきました。リトアニアがソビエト連邦から独立するにあたり、中心人物となったヴィータウタス・ランズベルギスのドキュメンタリーで、1989年から1991年にかけて起こった独立運動の映像と最近のインタビューで構成されていました。上映時間が248分という長編でしたが、とても良い映画で、感動ものでした。監督は、私が以前このブログで紹介したことのあるセルゲイ・ロズニツァで、以前観た映画同様、非常に上手い手法での制作には感心しました。主人公のランズベルギスは元ピアニストであり、フルクサスの創設者であるジョージ・マチューナスの同郷の親友で、彼自身もフルクサスのメンバーであったとは驚きです。このような映画を観れば、日本の政治指導者をいかに情けなく感じることか、ご興味のある方は、是非ご覧になって下さい。