天理大学創立90周年記念展 「ギリシャ考古学の父 シュリーマン」
天理参考館にて、上記の展覧会が先週から開かれているので、日曜日に訪れました。その企画展に関しては、かなり専門的なものだったと同時に、展示物がそれほど多くなかったので、ちょっと物足りなさを感じました。ただ、参考館の規模が国立民族学博物館に比べかなり小さいものの、常設展示物の内容が濃く、見応えがあります。特に、エジプトや中国の考古物はなかなかのものです。天理の近くには歴史のある社寺が多いですし、橿原や飛鳥も遠くないですから、お勧めのスポットです。その界隈は、観光客で混雑する奈良市内と比べると、訪問者がずっと少ないので、のんびりと悠久の歴史を味わえるでしょう。
プレ・コロンビア土偶
今日は、南米、プレ・コロンビアの土偶を紹介致します。プレ・コロンビアの定義は、コロンブスが大陸を発見した1492年以前ということですから、それまでの時代全てが入るようで、この土偶に関しては、先史時代のものと思われます。これを最初に見た時、ハイハイしている赤ん坊の像なのかと思いましたが、乳房が付いていますから、女性像なのですね。現在のようにキリスト教やイスラームが世界に浸透する以前は、土着の部族は独自の宗教観を持っていましたから、やはりこれもそんな宗教的な意味合いがあるようです。発掘ものですから、多少の傷みはありますが、可愛い表情がなかなかいいです。
天理参考館にて、上記の展覧会が先週から開かれているので、日曜日に訪れました。その企画展に関しては、かなり専門的なものだったと同時に、展示物がそれほど多くなかったので、ちょっと物足りなさを感じました。ただ、参考館の規模が国立民族学博物館に比べかなり小さいものの、常設展示物の内容が濃く、見応えがあります。特に、エジプトや中国の考古物はなかなかのものです。天理の近くには歴史のある社寺が多いですし、橿原や飛鳥も遠くないですから、お勧めのスポットです。その界隈は、観光客で混雑する奈良市内と比べると、訪問者がずっと少ないので、のんびりと悠久の歴史を味わえるでしょう。
プレ・コロンビア土偶
今日は、南米、プレ・コロンビアの土偶を紹介致します。プレ・コロンビアの定義は、コロンブスが大陸を発見した1492年以前ということですから、それまでの時代全てが入るようで、この土偶に関しては、先史時代のものと思われます。これを最初に見た時、ハイハイしている赤ん坊の像なのかと思いましたが、乳房が付いていますから、女性像なのですね。現在のようにキリスト教やイスラームが世界に浸透する以前は、土着の部族は独自の宗教観を持っていましたから、やはりこれもそんな宗教的な意味合いがあるようです。発掘ものですから、多少の傷みはありますが、可愛い表情がなかなかいいです。