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2017年8月30日水曜日

見立て文具

先週は鉄製の見立て花器を紹介しましたが、今週も鉄で作られたものを2点紹介致します。見立ての文具として使用するというのはいかがでしょうか。


刃の部分だけではなく、柄も鉄製の小柄(こづか)です。小柄とは、脇差の外側に仕込む小刀で、主な使用目的は、木等を削ることだったようです。柄の部分には、銅、真鍮、銀で象嵌が施されており、これをペーパーナイフとして使うって、なかなか粋だと思います。江戸期のもので、長さは21.5cmです。


こちらは、直径5.5cmの鉄球です。鉄味の良いものにはすぐ目が行き、買ってしまいます。ちょっと歪で、疵があるところに魅かれました。重量があるので、ペーパーウェイトに最適かと・・・。こんなもの、工業製品としては作らないでしょうから、大筒の弾だったのではないでしょうか。