赤色円底壺
先週に引き続き、今週も朝鮮モノの紹介です。小学館発行の世界陶磁全集によりますと、「韓国では、青銅器時代の土器である無文土器の表面に赤色顔料を塗布して磨研したものを、紅陶と呼びならわしている。この小型円底壺は、墳墓に対する副葬用として特別に製作されたことの明らかな土器で、その分布は、漢江以南の南韓地域に限られており、支石墓、石棺墓などの墳墓から発見されている。」とあります。以前にもブログで紅陶の紹介をしたことがありますが、今回のものは私が入手した3点目の、朝鮮青銅器時代、紅陶になります。この手の壺は韓国の博物館や研究施設に保管されており、日本の市場にはあまり数がないはずですが、ラッキーなことにまた手に入りました。ただ、これまでの2点と違って、黒い彩文が胴の3方向に施されています。副葬品ですから、呪文なのかもしれません。
先週に引き続き、今週も朝鮮モノの紹介です。小学館発行の世界陶磁全集によりますと、「韓国では、青銅器時代の土器である無文土器の表面に赤色顔料を塗布して磨研したものを、紅陶と呼びならわしている。この小型円底壺は、墳墓に対する副葬用として特別に製作されたことの明らかな土器で、その分布は、漢江以南の南韓地域に限られており、支石墓、石棺墓などの墳墓から発見されている。」とあります。以前にもブログで紅陶の紹介をしたことがありますが、今回のものは私が入手した3点目の、朝鮮青銅器時代、紅陶になります。この手の壺は韓国の博物館や研究施設に保管されており、日本の市場にはあまり数がないはずですが、ラッキーなことにまた手に入りました。ただ、これまでの2点と違って、黒い彩文が胴の3方向に施されています。副葬品ですから、呪文なのかもしれません。