環境破壊による気候変動
先日は、台風19号が東日本を中心に猛威を振るい、広い範囲で大きな被害を及ぼしました。CO2排出による地球温暖化が叫ばれてから数十年になります。私は、1988年にセイシェル移住を決め、その5年後の1993年にはそれを実現しました。その時点では既に、温暖化で北極・南極の氷が溶け、海水面がどんどん上昇している事実が確認されていたため、セイシェルでの住居は、平地ではなく標高140m程の丘陵地に設けることを決めました。結局、その地に10年半住んだ後、事情もあって日本に戻りましたが、その間に、イギリス人の友人夫婦がビーチサイドに気に入った家を見つけ購入したものの、住み始めて2年後には住宅内に海水が押し寄せるようになり、居住不能になったのです。昨年、私は9年ぶりにセイシェルを訪れ、かつては度々訪れたビーチを確認すると、砂浜の面積が減り、明らかに水面上昇している証拠を目撃しました。それが私の現実です。
先月、ニユーヨークの国連本部で開催された、気候アクションサミット2019で、スウェーデン人のグレタ・トゥンベリさんが、世界各国の環境対策に対する演説を行いましたが、特に日本では、彼女の発言に対する多くの批判が見られました。私自身は、彼女の発言内容は事実であるし、環境破壊を食い止める方法が難しくとも、その対策を取らない限り、自然災害は今以上に大きくなり、遠くない将来、我々人類の滅亡を招くと思っています。
昨日、国際関係論者である夫馬賢治さんが、「現代ビジネス」に、「グレタさん演説のウラで、日本メディアが報じない『ヤバすぎる現実』」という文章を掲載されていますので、是非ご覧になって下さい。自然の猛威に対して、いまだに「国土強靭化」だけを唱える我が国の政治家が正しいのかどうか、それ以前に実行すべき事柄があるのではないか、我々や子孫がこれからも地球上に生かされていくために、一人一人が考えなければならない重大な問題でしょう。人間は、自然の力には勝てないのです。
「現代ビジネス、グレタさん」で検索すれば、文章を読むことができます。どうぞ。
先日は、台風19号が東日本を中心に猛威を振るい、広い範囲で大きな被害を及ぼしました。CO2排出による地球温暖化が叫ばれてから数十年になります。私は、1988年にセイシェル移住を決め、その5年後の1993年にはそれを実現しました。その時点では既に、温暖化で北極・南極の氷が溶け、海水面がどんどん上昇している事実が確認されていたため、セイシェルでの住居は、平地ではなく標高140m程の丘陵地に設けることを決めました。結局、その地に10年半住んだ後、事情もあって日本に戻りましたが、その間に、イギリス人の友人夫婦がビーチサイドに気に入った家を見つけ購入したものの、住み始めて2年後には住宅内に海水が押し寄せるようになり、居住不能になったのです。昨年、私は9年ぶりにセイシェルを訪れ、かつては度々訪れたビーチを確認すると、砂浜の面積が減り、明らかに水面上昇している証拠を目撃しました。それが私の現実です。
先月、ニユーヨークの国連本部で開催された、気候アクションサミット2019で、スウェーデン人のグレタ・トゥンベリさんが、世界各国の環境対策に対する演説を行いましたが、特に日本では、彼女の発言に対する多くの批判が見られました。私自身は、彼女の発言内容は事実であるし、環境破壊を食い止める方法が難しくとも、その対策を取らない限り、自然災害は今以上に大きくなり、遠くない将来、我々人類の滅亡を招くと思っています。
昨日、国際関係論者である夫馬賢治さんが、「現代ビジネス」に、「グレタさん演説のウラで、日本メディアが報じない『ヤバすぎる現実』」という文章を掲載されていますので、是非ご覧になって下さい。自然の猛威に対して、いまだに「国土強靭化」だけを唱える我が国の政治家が正しいのかどうか、それ以前に実行すべき事柄があるのではないか、我々や子孫がこれからも地球上に生かされていくために、一人一人が考えなければならない重大な問題でしょう。人間は、自然の力には勝てないのです。
「現代ビジネス、グレタさん」で検索すれば、文章を読むことができます。どうぞ。