企画展 『花と酒 2nd』
今日は、李朝ものを7点紹介致します。
胴径13.6cm、高さ11.4cm
胴径14.3cm、高さ9.5cm
初見の乾漆角瓶ですが、かなり大きく、何を入れるために作ったのかと考え込んでしまいます。所々に剥げた部分がありますが、ダメージというよりも却ってそれが良い景色を作っています。前所有者も花器として使われたようで、銅造の落としが嵌められていました。高さ37.8cm
これは李朝のオンギ鉄釉瓶でしょう。オンギとは三国時代から現在でも造られている、台所で使用する器のことで、これに水や油を入れたのでしょうか。荒れた肌のパティーナが美しいです。胴径15.3cm、高さ16.1cm