現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2025年3月7日金曜日

企画展 『花と酒 3rd』

今日は、アイヌの品を紹介致します。


19c頃の木製砧に紐を掛け、太い部分に小瓶を乗せて掛花としました。長さがあるので、存在感たっぷりです。長さ62.3cm

紐を掛けた下辺りに、アイヌ模様が彫られているので、その部分の画像を下にアップします。




昨年、アイヌの蛇紋岩極小壺をこのブログで紹介しましたが、今回のものは違ったデザインで、前回の壺よりもやや大きいです。前回の壺と共に、同一コレクターの所蔵品でした。江戸時代、胴径7.4cm、高さ6cm

アイヌの木製品は、明治時代以前のものであればやや値が高いのですが、今回紹介します花台は時代が下がり、昭和に入ってからのもののようで、熊の置物でも乗せた台ではないでしょうか。幅31.6cm、奥行17.5cm、高さ3cm

2025年3月6日木曜日

『What's New!』  at 大阪市立美術館   2025年3月1日ー3月30日

今日の午前中は、リニューアルした大阪市立美術館へオープン記念特別展を観に行ってきました。10年程前にそこで観た山口コレクションの石仏たちを再度鑑賞したいとの思いで訪れましたが、中国・北魏の石仏を数多くまとまって観る機会がないので久々に楽しめました。
大阪市美が所蔵する山口コレクションと田万コレクションはとても素敵なので、ご興味のある方は是非どうぞ!



2025年3月3日月曜日

企画展 『花と酒 3rd』

今日は、李朝の盃を2点紹介致します。どちらも無疵です。

朝鮮の盃は、手頃なものから上手まで多数在庫しております。


まずは李朝後期分院白磁盃です。高坏状に脚の長い盃ですが、口径7.8cm、高さ5.7cmと酒器として程良いサイズです。分院独特の青白い色が品の良さを感じさせます。


こちらは、李朝初期の黒高麗盃です。李朝初期の白磁にはこのフォルムで同様なサイズの盃は時々目にしますが、黒高麗でこのような手頃サイズの盃は珍しいでしょう。真っ黒ではなく、鉄釉の窯変が素敵です。口径8.2cm、高さ5.6cm