現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2026年3月30日月曜日

特別展 シルクロードの商人(あきんど)語り
    ーサマルカンドの遺跡とユーラシア交流ー

企画展 ドルポ ー 西ネパール高地のチベット世界

今日は、上記の展覧会開催中の国立民族学博物館へ行ってきました。
私は、随分前からウズベキスタンへ行きたいと思っていたのですが、現地では英語が通じなくロシア語社会なので諦めていたところ、この展覧会を観て、行ってみたいという気が再び湧いてきました。文化人類学等に興味のある方は是非ご覧になって下さい。展示物も興味深いものが多かったです。
ただ、今日は月曜日なのに、万博公園に入ろうとする人が数百人もチケット売場に並んでいたので、それを見て、もう帰ろうかと思ったのですが、係員に聞くと、ゲートで通行証だけ発行してもらって入場券は民博で払って下さいとのことだったので、スムーズに入ることができました。もし行かれる方がいらっしゃいましたら、そのようにして下さい。
それと、私はこれまで知らなかったのですが、65歳以上の人は、団体割引が適用されるそうです。


ラクダの飾り
 

2026年3月29日日曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、唐津の陶器を4点紹介致します。


まずは江戸時代中〜後期の絵唐津盃で、失敗ものが捨てられ、長年土に埋まっていたものが発掘されたのでしょう。窯疵の直しがあるものの、見込のカセた表情に魅力を感じます。口径7.7cm、高さ4.6cm


これは江戸前期に造られた、無疵の蛇の目深皿です。渡来した朝鮮人陶工によるものでしょう、李朝分院陶磁器のように高台内が胴よりも凹んで造られています。やや大きいですが、深さがあるので盃として使用できます。口径11.4cm、高さ4.5cm


こちらは江戸中〜後期の蛇の目小皿です。高台が小さく、見込に段があります。1ヶ所ごく小さな窯疵がありますが、まあ無疵で通るでしょう。直径12.9cm、高さ3.4cm


最後は花器ですが、耳がないものの、造形からすると仏花器なのでしょう。江戸後期のものでしょうが、古色がたっぷりと付き、無疵です。高さ16.5cm

2026年3月25日水曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、安南の茶碗を3点紹介致します。茶人に使われていたようで、全てが無疵で、四方桟の組箱に入っていました。



これは17c前後に造られた小さめの安南白磁輪線碗です。染付でも、好みの絵でなければ買わないのですが、輪線だけのシンプルな絵付に引かれました。白磁がやや灰色掛かっています。口径12.7cm、高さ5.1cm


こちらは青磁茶碗で、小ぶりでも、やや腰高のフォルムが素敵です。作られたのは、1600年代後半頃です。
口径11.6cm、高さ7.1cm


これも青磁茶碗で、よくある茶碗の形をしています。上の青磁茶碗と同時代の作です。口径12cm、高さ6.6cm

2026年3月23日月曜日

企画展 『使う器 2nd』

2026年3月24日(火) - 4月5日(日)  12:00 - 18:00   会期中の休店日: 3月30日(月)

いよいよ明日から今回の企画展を始めますので、ご興味のある方は是非お越し下さい。よろしくお願い致します。

なお、現代陶芸家の作品を100点以上所持しており、それらを放出する予定ですが、一つの卓上だけ利用しますので一度には20〜30点しか展示できません。お買い上げいただいた後に追加していくつもりです。

今日は、酒盃として使うにはピッタリの日本製陶磁器を5種類紹介致します。全て無疵です。


江戸中期の伊万里白磁盃です。薄手で美しいフォルムの盃ですが、元は煎茶碗か向付として作られたのでしょう。
口径6.8cm、高さ4.1cm


こちらは江戸後期の伊万里白磁覗きです。文様のない白磁覗きは珍しく、やや大振りなので、たっぷりと酒を注げそうです。
胴径5.5cm、高さ6.3cm


これも江戸後期に作られた伊万里染付覗きで、捻り文でしょうか、この文様も珍しいです。胴径5.1cm、高さ5.6cm


これらは明治時代に作られた水の平焼です。元は湯呑でしょうか、海鼠釉の濃淡が美しく、2客組として販売致します。2客でも廉価です。口径7.7cm、高さ5.2cm、5.5cm


最後に紹介しますのは、江戸後期の瀬戸輪線一口碗です。向付として作られたものですが、酒盃に丁度良いサイズなのです。
口径7cm、高さ4.7cm

2026年3月20日金曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、花を生けるのに適した土器を3点紹介致します。


やや大きな弥生土器です。口が少し欠けていますが、その欠けは昔のものなので、違和感がありません。その他ダメージはなしです。胴には、焼けた黒色、土色、緋色の三色が見られ、良い景色になっています。胴径21.9cm、高さ22cm


こちらは逆円錐形の縄文土器で、無疵です。このような形のものはどんな使い方をしたのでしょう。口径18.5cm、高さ13.9cm


これは、かなり小さな縄文土器ですが、口の部分が欠けています。胴には、占いのためか釘彫りが施されており、祭祀用だったのではないかと思われます。野の花が似合うでしょう。胴径4.5cm、高さ3.9cm

2026年3月16日月曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、朝鮮ものを5点紹介致します。


まずは高麗青磁鉢です。発掘もののようで、少々カセてはいますが無疵です。見込に施された3本の輪線に目を惹かれます。菓子鉢として使用するのに適しているでしょう。口径19.7cm、高さ7.6cm


こちらは李朝初期堅手鉢です。やはり無疵で、カンカンに焼けています。所々に紫っぽいシミが見られ、良い景色になっています。これも菓子鉢でしょうか。口径19cm、高さ8.3cm


これは李朝初期堅手盃です。高台にソゲがありますが、それ以外は無疵で、これもカンカンに焼けています。
口径11cm、高さ4cm


李朝初期の青磁盃です。無疵ですが、口が少しゆがんでいます。口径8.3cm、高さ6.1cm


最後は、李朝中期の堅手小鉢で、マッコリを飲むのに適したサイズでしょう。口径11.9cm、高さ6.1cm
 

2026年3月12日木曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、ガラス器を6点紹介致します。
ガラス器は、徳利や酒盃、鉢、花器として使えるもの等、江戸後期から昭和初期のものまで多数在庫しております。


明治のものとして入手しましたが、明治〜大正頃の珍しい方形ウランガラス瓶です。一輪挿しとしてピッタリです。
高さ12.3cm


明治〜大正のガラス徳利です。片口になっているので、酒を注ぎやすいです。高さ17.5cm


やはり明治〜大正のグラヴュール・グラスですが、グラヴュールでロックグラスのサイズは初めて見ました。葡萄の模様なのか、模様が分かるように黒をバックに撮影しました。口径6.9cm、高さ9.2cm


明治時代のうすはりグラスです。明治の小さなうすはりグラスは時々見ますが、このサイズは珍しいでしょう。手作りのユラユラ感ある景色です。口径6.8cm、高さ10.4cm


大正時代の型吹輪線グラスです。型によって凸凹の輪線が表現されており、これこそ滅多にお目にかかれない珍品グラスです。
口径6.9cm、高さ10.4cm


最後は、江戸ガラスの輪花中皿です。薄手で黄色の江戸ガラス盃は時々お目にかかりますが、こんな皿は初見でした。
直径16.5cm、高さ2cm

2026年3月8日日曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、志野焼の品を4点紹介致します


まずは、桃山〜江戸初期の無地志野盃です。盃というよりもぐい呑という言葉が似合う、たっぷりと酒が入る器です。数寄者に長く使われてきたようで、メモと共に古い箱に入っていました。口縁部外側に6ヶ所あったホツが修理されていましたが、劣化していたので、再度荒銀で直しました。胴径8.5cm、高さ6.7cm


こちらは江戸初期の無地志野盃です。かなり使用されたようで、見込に美しい色の変化が表れています。口径7.8cm、高さ4.4cm


これは桃山〜江戸初期の志野織部小皿です。描かれているのは杉でしょうか。釉薬がしっかりと掛かっていない部分がありますが、伝世品で無疵です。直径13.7cm


最後は時代が下がり、江戸後期の無地志野小深皿です。時代が下がっても、肌には緋色が出て、魅力ある景色を醸し出しています。直径10.5cm、高さ3.3cm

2026年3月5日木曜日

 『妙心寺 禅の継承』  at 大阪市立美術館   2026年 2月7日(土) - 4月5日(日)



今日は、午前中に上記の特別展を観てきました。
国宝や重要文化財に指定されている展示物が多く含まれていたものの、ほとんどが屏風や軸装された図だったので、私にとってはあまり興味が湧きませんでした。そのようなものを寺の中で観れば、素晴らしいと感じたのでしょうが、ちょっとがっかりしました。
ただ、常設展として、山口コレクションの北魏を中心とした石仏や、紀元前の中国青銅器が多く展示されていたので、楽しむことができました。仏教美術に興味がありながら、これまでに山口コレクションをご覧になられていない方がいらっしゃいましたら、それらの鑑賞をお勧めします。

2026年3月4日水曜日

企画展 『使う器 2nd』

今日は、変わり種の掛花入を3点紹介致します。
当店では、花器を多く扱っておりますので、水漏れしないように処置したり、それが無理であれば落としを入れています。


これはネパールのもので、ラクダの陰嚢を使った水筒です。世の中に存在するものには色んな使い道があるのですね。古色のたっぷりと付いた、ころんとしたフォルム、味があります。高さ12cm


これは植物の根っこなのか、種子なのか分かりませんが、上部に穴を開け、吊るす状態に加工されていました。産地は不明ですが、なかなかお目にかからない品で掛花入として使うのにピッタリです。高さ14.2cm


こちらも産地不明ですが、牛の角でしょうか。壁に掛られるように最初から小さな穴が開けられていたので、何かを入れてどこかに吊るす容器だったのでしょう。三色に分かれた色合いがとても素敵です。高さ17.8cm

2026年2月28日土曜日

企画展 『使う器 2nd』

今回の企画展に出展します品を、いくつか紹介していきますが、今日は中国の品4点です


まずは隋〜唐代の青磁盃です。胴下部には釉薬の垂れがあり、見込の底には美しい釉溜まりが見られます。少々大ぶりなので、酒豪には好まれるサイズでしょう。無疵、口径8.9cm、高さ6.2cm


こちらは唐代の白磁盃です。発掘ものなので、胴にはうっすらとシミが残り、見込の底には磁貫が入って、それらが良い景色となっています。こちらは普通の酒飲みに程良いサイズです。無疵、口径7.6cm、高さ4.9cm


これは宋代の銅造小鉢で、胴には花模様が刻まれていますが、当時流行った牡丹文でしょうか。無疵で、その文様があるためか、引き締まった雰囲気があります。口径9.4cm、高さ4.8cm


こちらは明代の銅造鉢で、やや大ぶりです。胴の上部には、帯状に花模様が刻まれています。口縁部1ヶ所に僅かなヒビが入っていたようで、修理されていますが、ほとんど目立ちません。口径19cm、高さ11.1cm

2026年2月26日木曜日

企画展 『使う器 2nd』

2026年3月24日(火) - 4月5日(日)  12:00 - 18:00   会期中の休店日: 3月30日(月)

上記の日程で企画展を開催致します。

2回目の『使う器』展になりますが、酒器・花器以外に皿・鉢・物入れ等、普段の生活の中で使っていただきたい品を140点以上展示・販売致します。
また今回は、以前から個人的に集めておりました、作家ものも販売させていただきます。
企画展終了まで、いくつかの出展品をこのブログで紹介しますので、どうぞご覧下さい。



2026年2月24日火曜日

タイ青磁鉢



タイの青磁魚文鉢です。市場で時々見かける古い魚文鉢はほとんどが発掘ものですが、この鉢は伝世品のようで、無疵であり釉薬の艶もしっかりと残っています。明治頃の杉箱に納まっており、
箱には明代と墨書きされていますが、そこまで古くはなく、せいぜい200~300年程前のものでしょう。直径25.4cm、高さ6.6cm

下に裏側の画像を載せます。


2026年2月17日火曜日

伊万里白磁輪花向付



江戸中期の伊万里白磁輪花向付、5客組です。無疵で上がり良し、サイズも程良く、色取り取りの料理が映えるでしょう。
口径13.5cm、高さ4cm

2026年2月10日火曜日

小さな花入

今日は、花を生ける小さな器を2点紹介致します。


古墳時代の小さな土師器です。綺麗な肌をしているので、発掘ものではなく、川上がりの壺でしょう。欠けやニュウが全くない完品で、前面右側の少し色の濃い部分には製作時の櫛目が残っています。胴径9.9cm、高さ8.6cm


こちらはタイで見つかった銅造の瓶で、口縁部が輪花状のデザインになっています。ダメージがなく、これだけの古色が付くには100年以上の古さがあるでしょう。高さ12cm

2026年2月8日日曜日

衆議院選挙


まるで、アドルフ・ヒトラーを応援したかつてのドイツ国民みたい。
村上誠一郎さんの当選は良かった! 

2026年2月3日火曜日

インカ石像 2



インカの石像を昨年に紹介しましたが、この像も13~15c頃に造られたものです。左腕の上部に容器のようなものを抱え、そこが窪んでいるのですが、祭祀用としてその部分に何かを供えたのかもしれません。アクセサリー置きとして利用できますね。
高さ14.5cm
 

2026年2月2日月曜日

ご注意!

インターネット検索で、何者かが当店の画像を勝手に使い、不正を働いているようです。
当店では、商品の紹介時に価格表示は絶対に致しません。
不正な行いでお客さまが騙される可能性も否定できませんので、当店ではないサイトをご覧になるのはお気をつけ下さい。

2026年1月30日金曜日

『小村雪岱のすべて』 at あべのハルカス美術館

今日は、午前中に上記の展覧会を観てきました。この展覧会は二部に分かれていて、その一部は明後日終了になるので、週末は混む恐れがあり、平日の今日行ったのです。招待券を2枚入手していたので、一部を観て気に入れば二部も観ようとの思いでしたが、実際に観て楽しめました。小村雪岱 (1887~1940) は日本画や本の挿絵・装丁を手掛けた美術家で、作品の多くが展示されていて、素敵だなと思えたものがいくつもありました。第二部は2月3日から3月1日まで開かれるので、ご興味のある方は是非ご覧になって下さい。




実は、つい最近ミニマルな造形のボトルを見つけて買ったのですが、それは大正〜昭和初期頃に作られた資生堂の化粧品用ボトルでした。小村雪岱は1918年から1923年まで資生堂意匠部に在籍しており、こういったボトルのデザインにも関わっていたのかもしれません。
キャップの上部とボトルの底に資生堂の花椿マークが入っています。
インターネットで調べてみると、その花椿マークは資生堂の初代社長であった福原信三が考案し、意匠部のリーダーであった山名文夫と部員が図案化したそうです。当時の資生堂の山荘は、福原信三がフランク・ロイド・ライトに依頼して建てたそうで、昔のオーナー社長は、現在のサラリーマン社長と違って、芸術的な視点を持ち、その分野でも才能があったのですね。


2026年1月27日火曜日

 地蔵菩薩



今日の品紹介は地蔵菩薩ですが、民衆仏で身体と台が一体になっています。下部の裏側には虫食いが見られるものの、身体の上の方にはたっぷりと古色が付き、魅力あるパティーナを見せています。高さ21.2cm


2026年1月20日火曜日

吸物椀



今日の品紹介は、拭き漆で仕上げた10客組の吸物椀です
。蓋をした姿はとても上品ですが、蓋を開けると、裏に金彩が施され、粋を感じます。お洒落な人の出立ちを見るかのようです。描かれているのは雲文でしょうか。仕上げが素晴らしく、産地は輪島か山中だと思います。納められた箱の底に昭和22年の新聞紙が残っていたので、戦前頃に作られたものでしょう。
下の画像が蓋を開けた状態のものです。