現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2023年3月17日金曜日

企画展 『花と酒』

今日は、丹波の品を3点紹介致します。


江戸中期の白丹波徳利ですが、花を生けてみました。これを最初に見た際、雨漏りや釉ハゲが、まるでサイ・トゥオンボリやアルカンジェロの絵画のようで、一目惚れしました。徳利や花器として使わなくても、これを飾るだけで素敵な美術品です。
高さ22.5cm


江戸後期のうるか壺です。疵もなく艶々として新しそうに見えますが、底の土見せ部分にはたっぷりと古色が付いています。
無疵完好。胴径8.4cm、高さ7.7cm


こちらは、上のうるか壺とは打って変わって、火脹れがあり荒れた表情の塩壺です。幕末〜明治頃のものでしょうが、色といいアバタといい、何か放っておけない存在だったのです。胴径15.6cm、高さ14.8cm